全5回 「企業の不正調査実務とフォレンジック」シリーズセミナー
第2回 過労死・パワハラ・セクハラに対する対応とフォレンジック調査
在宅勤務の普及に伴う、近時の長時間労働の実態や訴訟例をご紹介しつつ、企業における長時間労働や過労死に関するトラブルへの対応および防止策についても解説します。また、デジタル・フォレンジックを活用した長時間労働の実態把握、パワハラ・セクハラの証拠獲得について解説します。
セミナー内容
・執筆者による誌面解説(20分)
・質問回答&パネルディスカッション(40分)
質問内容
- 残業時間規制が強化される運送業界において、サービスエリアやコンビニ等で停車している時間をトラックドライバーの休憩時間として認定を得るために、プライバシー侵害にならない有益な証拠獲得手段はありますでしょうか?
- デジタルフォレンジックで長時間労働の実態把握、パワハラ・セクハラの証拠を得るために発注側の具体的なアクション(複数の検索ワード等の設定が必要になるのでしょうか?)について教えてください。
- 内部通報制度の窓口に監査役がなっていないケースで、役員によるハラスメント等の相談を受けた場合、とりうる初動対応(または調査)としてどのような対応が適切でしょうか?
- クラウドチャットツールのフォレンジック調査方法について教えてください。
- ①対象人物の雇用中・退職後での対応違いはありますか?②保全した証拠の保存期間・方法③従業員が勤怠簿を改ざん(例:当日の勤務を別日に付け替える)するケースにどう対応するのが良いか
- MDM(モバイル・デバイス・マネジメント)を導入しており、各従業員のPCの稼働時間とどのようなアプリケーションを利用していたかのログを取れるようにはなっていますがどのような活用をすべきか決めておりません。ログを見始めたらきりがないですし。社員のモチベーションも下がると思いますがどうすべきなのでしょうか?
- 外回りの従業員は、会社が貸与する携帯電話を以て外出しています。業務日報と連動し、何時何分からどの位置にいたかを自動で記録して、日報作成の効率化を行っています。この記録を、後々の不正調査や、もしくは事前のモニタリングに使うこと(例えば本来の予定と異なる顧客のところに不自然に何度も往訪していることから癒着などの予兆を把握)は問題があるでしょうか?事前の周知程度でカバーできますでしょうか?また、上記の情報をAIで分析して予兆を把握する、という施策に、プライバシーやAIガバナンスの観点でケアするべきリスクや対応はありますでしょうか?例えば情報の不当利用や、AIの判定ロジックの当否の管理等の論点があるかどうかという処を気にしています。
料金
無料
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