米国およびメキシコ子会社にサイバー攻撃被害 住江織物

テキスタイルメーカーの住江織物は、2024年7月8日、同社グループの米国およびメキシコの各子会社において、サイバー攻撃の被害に遭ったことを公表した。

参照元:2024年07月08日 同社リリース
当社グループの米国およびメキシコ子会社に対するサイバー攻撃について

同社リリースによると、被害発覚後、直ちに米国およびメキシコ国内の関係当局に連絡するとともに、日本および当該各子会社間、ならびに当該各子会社間のネットワーク、システム停止措置を講じ、被害の拡大を抑止したうえで、有効なバックアップデータの確認ができたものから順次復旧作業を進めている。

同社は、これまでの調査で被害の範囲は米国およびメキシコの各子会社に限定されており、同社を含め他のグループ会社のシステムは影響を受けていないことを確認した。

一方、犯行側が本件被害にかかる当該各子会社の情報やデータを特定のウェブサイト上に流出させたことが確認されたため、現在、その対処を行うとともに、流出した情報の範囲および内容について外部の専門機関による調査を継続している。

インシデント対応ならTMI

TMI総合法律事務所とTMIプライバシー&セキュリティコンサルティングでは、ランサムウェア攻撃をはじめとするサイバー攻撃のインシデント対応サービスをご用意しております。また、デジタル・フォレンジック調査も可能で、初動対応から再発防止策の策定まで一気通貫のご支援が可能です。

プライバシー&セキュリティニュース記事一覧

ニュース記事一覧は、こちらからご覧ください…..一覧を見る