国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構は、2024年7月9日、同機構のQST病院の重粒子線治療多施設共同臨床研究システム(J-CROS)、放射線治療症例全国登録システム(JROD)にランサムウェア攻撃があったことを公表した。
参照元:2024年07月09日 同機構リリース
QST病院の独立ネットワークのシステムにおけるランサムウェア被害について
同機構リリースによると、ランサムウェア攻撃を受けたシステムには、全国の医療機関から重粒子線治療や放射線治療の症例情報が登録されているが、匿名化された症例情報のため、患者等の個人情報は漏えいしていないとした。
また、同システムは、診療業務用ネットワークとは独立したネットワークで運用管理しているシステムのため、診療業務を含むQST病院の業務に影響はない。
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