高島 子会社のマルウェア感染を公表、情報漏えいの可能性は低い

建設資材、太陽光発電システム、断熱材、産業用資材などを取り扱う専門商社の高島株式会社は、2024年7月18日、同社グループの連結子会社の岩水開発株式会社の一部のサーバーに、マルウェア感染の疑いが発生したことを公表した。

参照元:2024年07月18日 同社リリース
当社グループ会社におけるマルウェア感染について

同社リリースによると、7月10日、一部のサーバーにおいてマルウェア感染の疑いが発生。システムの確認をした結果、クリプトマイニング型のマルウェアであるXMRigの存在を把握したため、7月12日から15日まで該当サーバーをシャットダウンし、一旦初期化したのちにセキュリティ対策を強化したうえで、サーバーの再構築した。

サーバーを調査した結果、個人情報漏えいの形跡は発見されなかったことや、感染したマルウェアが仮想通貨発掘のためにサーバーのCPUを利用するものであり、実際にCPUの急激な負荷増大がマルウェア感染を察知した原因であったことから、個人情報漏えいの可能性は極めて低いと判断している。

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