「海外子会社における企業不祥事の発生時対応と再発防止」に弊社執行役員 篠原 一生が登壇
【2025年2月7日(金)13:30~16:30】
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TMIP&Sフォレンジックは、豊富な不正調査案件の実績を持つTMI総合法律事務所の
弁護士と業界経験の長いフォレンジック・エンジニアによって
サービスを提供しています。
弁護士とフォレンジックエンジニアとの共同チームを組成し、事案の内容をヒアリングさせていただき、調査のスケジュール・目的・対象機器等について確認します。ヒアリング内容からフォレンジック調査によって獲得すべき証拠を特定し調査方針・調査項目を策定します。
案件初期の段階から弁護士とフォレンジックエンジニアの共同チームで対応することで、リーガルと技術の双方の観点から事案の内容を把握し、迅速に適切な調査目的を設定します。
ヒアリングした内容から、証拠となるデータが存在すると思われる査対象期間を特定し、どのようなデータを見つけることができれば事案の証拠とすることができるのかを検討します。
調査対象の機器(Windows PC/Mac/ファイルサーバ/携帯電話/スマートフォン/タブレット端末/クラウド環境etc)に対し、適切なフォレンジックソフトウェアを使用してデータをコピー(保全)します。一般のコピーとは異なり、現存データだけでなく削除データ・未使用領域・隠し領域も含めたフォレンジックコピーを行い、さらに調査機器のデジタルデータ原本に改変を生じさせることなく完全に同一の形式でのコピーであるという記録も作成します。
ヒアリング内容に応じてフォレンジック調査対象とする機器を特定します。
一般のコピー操作ではコピーできない削除データや未使用領域等も含めたデータ保全を行います。イメージファイル形式でデータ保全を行うことで、専用のフォレンジックソフトウェアを使用しないと保全データの中身を閲覧することはできません。
専用のフォレンジックソフトウェアを使用することで、調査対象機器の原本データへ一切の改変を加えることなく複製データを作成します。また原本データと複製データそれぞれのハッシュ値を算出しデータの同一性を担保します。
保全したデータに対して、調査項目にしたがってフォレンジックソフトウェアを用いて解析を行います。メールデータ、Office・PDF系ファイル、画像・動画ファイル、USB接続履歴、Webサイト閲覧履歴、アプリケーション実行履歴、LINE等Chatアプリのメッセージ等を抽出します。PCのごみ箱からも削除されてしまっていたデータについてもフォレンジックソフトウェアで削除データを復元できるケースもあります。PWがかけられたファイルがあった場合にはPW解析を行い、ファイルの中身を確認することもできます。調査に関連するドキュメントをキーワード検索だけでは絞り切れない場合、レビュープラットフォームを使用して弁護士・非弁護士によるレビューを行うことも可能です。
保全データに対して削除データの復元を行います。複数のフォレンジックソフトウェアを使用することで削除データが復元できる可能性を高めます。
ヒアリングによって特定した調査対象期間や、証拠となるデータに含まれるキーワードをもとに検索を行い、データの絞り込みを行います。
Web閲覧履歴、USB接続履歴、PCの電源ON/OFFの履歴、アプリケーション実行履歴など調査項目に応じて必要な調査を行います。
キーワードで絞り込んだメールやドキュメントファイルについて、実際に中身の確認を行います。キーワードは含まれているが、事案には関係の無いドキュメントを除外し、証拠に必要なドキュメントを絞り込みます。
調査・解析した内容に基づいて調査報告書を作成します。調査報告書には調査対象機器の情報、保全作業の記録、解析結果、解析に使用したフォレンジックソフトウェア情報などが記載されます。また解析結果として復元・抽出したデータについてもUSBメモリや外付けHDDに格納して納品いたします。これらの調査報告書と納品データについて調査報告会を実施することも可能です。
調査対象機器の情報や調査結果など、調査項目に応じた調査報告書を作成いたします。裁判証拠として提出することも可能な形式の報告書となります。
復元・抽出できたメールデータやOfficeファイル等のデータを外付けHDDやUSBメモリ等に格納して納品いたします。またWeb閲覧履歴、USB接続履歴などはリスト化して納品いたします。
調査報告書と納品データをもとに、一連のフォレンジック調査内容について直接ご説明させていただくための調査報告会を実施いたします。