【2022年10月7日(金)13:30~17:00】
タイトル
Society 5.0時代 の IT・デジタル法務最前線
~DXを成功に導く「攻め」と「守り」の法務とは~攻守ともに「法令アラートセンター」で法令の現況把握
(ウエストロー・ジャパンからサービス活用のご案内)
スピーカー
那須 勇太
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング 執行役員
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
山郷 琢也
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
日時
2022年10月7日(金) 13:30~17:00
オンライン
内容
ウィズコロナが常態化した今日、あらゆる産業において、デジタル技術を活用した事業変革である、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)の実現が至上命題になっています。政府は、我が国が目指すべき未来として、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)が高度に融合した社会であるSociety5.0を提唱していますが、企業がかかるSociety5.0で勝ち抜くためには、DXの推進が必須と言っても過言ではありません。
一方で、DXの実現には、個人情報・プライバシー、データガバナンス、知的財産権、通信レギュレーション、情報セキュリティ、システム開発紛争といったIT・デジタル技術に関わる各種の法律問題が不可避的に伴います。本セミナーでは、ビッグデータ・AI・5G・メタバース・XR・NFTといった最新デジタル技術を活用した新事業の創出に役立つ“攻め”のIT法務と、デジタル化に伴う法的紛争やセキュリティ・インシデントの回避・解決に役立つ“守り”のIT法務に分けて、企業が抑えるべきポイントを分かりやすく解説します。
また、当日は、法令アラートセンターキャンペーンのご案内もございます。
I. DX実現に向けたIT法務の重要性
II. 攻めの IT法務
(1)顧客データの解析及び解析結果を活用したマーケティングの事例
改正個人情報保護法、GDPR等を踏まえたデータ利活用の実務
個人情報/仮名加工情報/匿名加工情報の使い分け
個人関連情報の新設と実務への影響
海外でのデータ保管における法的留意点
(2)AIを活用した売上予測と在庫管理の最適化の事例
生データ、教師用データ、学習済モデル等に係る知的財産の帰属と処理
教師用データの収集に係る法的留意点(著作権法、営業秘密等)
AIプログラムの開発委託の実務
AIガバナンスの国際潮流
(3)メタバース空間におけるXRコンテンツ配信の事例
ローカル5Gと通信レギュレーション(無線局免許、電気通信事業届出等)
XRコンテンツと知財財産権の処理
NFTの活用と法的留意点
III. 守りのIT法務
(1)システム開発紛争への対応
システム開発紛争が頻発する理由
システム開発プロセス~PM業務の留意点~
システム開発契約条項のポイント
システム開発紛争における交渉と訴訟対応
(2)情報漏洩が生じた場合の対応
初動対応の内容とは?
初動対応以降の具体的対応の流れ
(3)セキュリティ仕様策定プロセス
ユーザとベンダの役割分担
セキュリティ仕様策定の留意点
セキュリティ仕様策定にあたっての課題
IV. 企業が抑えるべき実務対応のポイント
主催
ウエストロー・ジャパン株式会社