TMI特別セミナー「サイバーセキュリティ対応の企業実務~平時・有事における組織的・法的対策の進め方~」に弊社取締役 寺門峻佑が登壇

【2023年10月11日(水)15:00~17:00】





 タイトル

TMI特別セミナー
「サイバーセキュリティ対応の企業実務~平時・有事における組織的・法的対策の進め方~」


 スピーカー

寺門 峻佑

TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング 取締役
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士

TMI総合法律事務所パートナー・TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社取締役。日本国・ニューヨーク州弁護士、情報処理安全確保支援士。内閣サイバーセキュリティセンタータスクフォース、経済産業省大臣官房臨時専門アドバイザー、陸上自衛隊通信学校非常勤講師、滋賀大学データサイエンス学部インダストリアルアドバイザーを歴任。国内外のデータ保護法対応・セキュリティインシデント対応、プラットフォーム開発・ライセンスビジネス等のIT・海外展開に関する法務、IT関連の国内外紛争・不正調査案件を主に取扱う。


 日時

2023年9月5日(火) 15:00 〜 16:30


 内容

TMI総合法律事務所では、主にクライアント様を対象に情報提供の場として、無料にて特別セミナーを開催しておりますが、今回は「サイバーセキュリティ対応の企業実務 ~平時・有事における組織的・法的対策の進め方~」と題するセミナーを開催いたします。

デジタル環境に依存して業務を行う現代においては、企業は、サイバーセキュリティ対策を行わない、という選択肢はないといっても過言ではありません。サイバーセキュリティへの認識や取組みが不十分だったことにより、業務停止や契約上保護すべき情報の漏えいや第三者への損害等を引き起こせば、顧客等のステークホルダーからの信頼を失い、損害賠償責任を問われることもあります。そして、この対策は、事業の規模・内容・性質に応じて組織的に行う必要があります。

さらに、近年は、日本の個人情報保護法やEUのGDPR等、さまざまな国のデータ保護法において、データ保護に対する厳格な要求事項が課されていることに加えて、各業法や、企業間における契約でも、サイバー攻撃に対する安全管理措置が強く要請される傾向にあります。

こうした近年の状況を踏まえまして、企業のサイバーセキュリティについて最低限押さえておくべきことを解説する、講師らによる書籍、『サイバーセキュリティ対応の企業実務 ~平時・有事における組織的・法的対策の進め方~』(中央経済社)の出版が決定いたしました。同書では、平時・有事それぞれの場面で、実務上留意すべき事項や、国内法令・海外法令における対応を詳説すると共に、最終章では、多発するランサムウェアインシデントへの対応を架空のケースを設定して具体的に解説しています。

本セミナーでは、同書の執筆者である講師陣により、同書の内容をサマリーしつつ、企業のサイバーセキュリティについて最低限押さえておくべきことをお伝えいたします。サイバーセキュリティ対応の組織的・法的対策の進め方についての企業実務に興味のある方はぜひご参加ください。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

1.サイバーセキュリティ対応の企業実務の概要

2.平時のサイバーセキュリティ課題の実務例

 セキュリティ専門組織の組成・運用・人材育成などの組織課題と、EDRやサイバーインテリジェンスなどの新技術を取り入れるメリットや留意点などの技術課題について、管理部門が知っておくべきポイントを、実務例をベースに解説します。

3.有事のサイバーインシデント対応の実務例
 各組織は、サイバーインシデントの発生時にどのように対応し、影響を最小化しているのか、有事において最低限留意すべきポイントを、法務と技術の両面から、実務例をベースに解説します。

4.サイバーセキュリティと法的対策の考え方(国内法令対応と海外法令対応)
 上記を踏まえて、各組織において、特に、法務・コンプライアンス部門は、サイバーセキュリティとの関係でどのような法令を押さえ、どのような法的対策を講じているのか、整理・解説します。

5.パネルディスカッション
 サイバーセキュリティ対応を進めたいが経営層や関係部門の理解や協力を得られない、どのような役割分担で取り組むべきか悩ましい等、皆様からのお悩みや疑問に対してそれぞれのパネリストの知見を踏まえて議論します。

6.質疑応答


 主催

TMI総合法律事務所