【2024年10月23日(水) 13:30~15:30】
データ利活用ビジネスと法律実務
-メカニズムへの理解と法的分析は車の両輪である-
登壇者
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング 代表
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
クラウド、インターネット・インフラ/コンテンツ、SNS、アプリ・システム開発、アドテクノロジー、ビッグデータアナリティクス、IoT、AI、サイバーセキュリティの各産業分野における実務を専門とし、個人情報保護法に適合したDMP導入支援、企業へのサイバーアタック、情報漏えいインシデント対応、国内外におけるデータ保護規制に対応したセキュリティアセスメントに従事。セキュリティISMS認証機関公平性委員会委員長、社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)法律アドバイザー、経済産業省の情報セキュリティに関するタスクフォース委員を歴任する。自分達のサービスがクライアントのビジネスにいかに貢献できるか、価値を提供できるかに持ちうる全神経を注ぐことを信条とする。
講演日時
2024年10月23日(水) 13:30~15:30
講演内容
データ利活用ビジネスにおいては、そのメカニズムが技術的に高度化・複雑化しているゆえに、サービス自体のメカニズムへの理解とその法的分析が、言わば車の両輪として機能していることに留意すべきである。
それゆえに、データを利活用する企業には、事業者と法律家の双方の視点が必須である。
また、国内外の個人情報保護法が、データ利活用ビジネスを設計するに際して最も重要な役割を果たす法律であるが、データ利活用ビジネスには、個人情報保護法の遵守に留まらず、データの輸出規制、著作権など多岐にわたる法規制が関係する。
そこで本講演では、データ利活用ビジネスとその法律実務について横断的に解説する。
1.データ利活用に関する法規制
(1)個人情報保護法の規制
(2)海外居住者を情報主体とするデータの利活用に関する規制
(3)データの輸出管理規制
2.オンライン広告施策のための法律問題
(1)オーディエンスデータに係る個人情報保護法上の規制
(2)オーディエンスデータに係る海外動向
(3)電気通信事業法上の外部送信規律
3.コネクティッドカーにまつわる法律問題
(1)自動車の位置情報活用の法的論点
(2)車載カメラによる営業情報活用の法的論点
4.医療ビッグデータにまつわる法律問題
(1)個人情報保護法上の課題
(2)次世代医療基盤法
主催
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