KADOKAWAの流出情報「SNSでの拡散は違法の恐れ」
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2024年7月3日 17:27
KADOKAWAに対するサイバー攻撃の被害は、通信制高校「N高」などの個人情報流出まで広がった。これまで子会社の従業員や取引先との契約に関するデータなど大量の漏洩が確認されている。専門家は「もし一般ユーザーや企業が流出した個人情報を取得し、SNSなどで拡散すれば違法の恐れもある」と指摘。流出データを悪用すれば民事訴訟で賠償責任を問われる可能性もあるとみる。データを巡る慎重な対応が求められる……続きを読む
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング 代表
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
クラウド、インターネット・インフラ/コンテンツ、SNS、アプリ・システム開発、アドテクノロジー、ビッグデータアナリティクス、IoT、AI、サイバーセキュリティの各産業分野における実務を専門とし、個人情報保護法に適合したDMP導入支援、企業へのサイバーアタック、情報漏えいインシデント対応、国内外におけるデータ保護規制に対応したセキュリティアセスメントに従事。セキュリティISMS認証機関公平性委員会委員長、社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)法律アドバイザー、経済産業省の情報セキュリティに関するタスクフォース委員を歴任する。自分達のサービスがクライアントのビジネスにいかに貢献できるか、価値を提供できるかに持ちうる全神経を注ぐことを信条とする。
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