一般社団法人企業研究会主催「DX実現に向けた”攻め”と”守り”のIT法務 ~ケーススタディを通じたIT法務の実務対応ポイントと法的留意点~」に、弊社執行役員 那須勇太が登壇

【2022年8月31日(水)開催】デジタル技術を活用した新事業の創出に役立つ “攻め”のIT法務と、デジタル化に伴う法的紛争の回避・解決に役立つ”守り”のIT法務に分けて、具体的なケーススタディを通じて、企業が抑えるべきポイントを分かりやすく解説します。



 日時

2022年8月31日(水)14:00~17:00 

 講師

TMI総合法律事務所
パートナー弁護士
山郷琢也 氏

TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング
執行役員
TMI総合法律事務所
パートナー弁護士
那須勇太 氏

 講演趣旨

 コロナ禍が続く中で、「非接触」、「非対面」、「ヴァーチャル化」といったキーワードの下に、あらゆる産業界、また、企業において、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)を推し進めることが事業戦略上不可欠になっています。一方で、DXを適切に実現するためには、個人情報・プライバシー、データガバナンス、知的財産権、通信レギュレーション、セキュリティの確保、システム開発紛争対応といったITに関わる各種の法律問題への対応を行うことが前提であり、この法務対策が不十分なものになってしまうと、DXが思うように進まないことにもなりかねません。
 そこで、本セミナーでは、デジタル技術を活用した新事業の創出に役立つ “攻め”のIT法務と、デジタル化に伴う法的紛争の回避・解決に役立つ”守り”のIT法務に分けて、具体的なケーススタディを通じて、企業が抑えるべきポイントを分かりやすく解説します。

 内容

I. DX実現に向けたIT法務の重要性

II. 攻めのIT法務
 (1)顧客データの解析及び解析結果を活用したマーケティングの事例
 ・改正個人情報保護法、GDPR等を踏まえたデータ利活用の実務
 ・個人情報/仮名加工情報/匿名加工情報の使い分け
 ・個人関連情報の新設と実務への影響
 ・海外でのデータ保管における法的留意点
 (2)AIを活用した売上予測と在庫管理の最適化の事例
 ・生データ、教師用データ、学習済モデル等に係る知的財産の帰属と処理
 ・教師用データの収集に係る法的留意点(著作権法、営業秘密等)
 ・AIプログラムの開発委託の実務
 ・クラウド型AIサービスの法的留意点
 (3)5Gを活用したXRコンテンツ配信の事例
 ・5Gと通信レギュレーション(無線局免許、電気通信事業届出等)
 ・XRコンテンツと知財財産権の処理
 ・NFTの活用と法的留意点

III. 守りのIT法務
 (1)システム開発紛争への対応
 ・システム開発紛争が頻発する理由
 ・システム開発プロセス~PM業務の留意点~
 ・システム開発契約条項のポイント
 ・システム開発紛争における交渉と訴訟対応
 (2)情報漏洩が生じた場合の対応
 ・初動対応の内容とは?
 ・初動対応以降の具体的対応の流れ
 (3)セキュリティ仕様策定プロセス
 ・ユーザとベンダの役割分担
 ・セキュリティ仕様策定の留意点
 ・セキュリティ仕様策定にあたっての課題

IV. 企業が抑えるべき実務対応のポイント

ご参加お待ちしております。