【2025年2月4日(火)15:00 〜 16:30】
近時のサイバーインシデント・情報持出し事案を踏まえた平時のサイバーセキュリティ法務の実務ポイント
セミナー概要
近年、ランサムウェア被害をはじめとしたサイバーインシデントや、内部不正による情報持出し事案のニュースが多数報じられています。こうした事案では、有事における迅速・適切な対応もさることながら、平時における事前準備も、円滑な事案収束のため重要になりますが、どのように備えるか悩まれている方も多いのではないでしょうか。実務では、準備不足で、インシデント対応が後手に回ったり、不正調査を進めるうえで壁にあたる等の事案も出ています。
本講演では、近時の事案を踏まえて、特に平時における事前準備にフォーカスしながら、サイバーインシデント事案と内部不正による情報持出し事案のそれぞれへの対応方法について、実務に則して解説いたします。
1. 2024年のサイバーセキュリティ法務の注目事例
2. 情報セキュリティと企業の法的責任
(1) 法的責任の概要
(2) ランサムウェア対応の特殊性
3. サイバーインシデント事案への事前準備
(1) 事案の傾向分析と有事における頻出課題
(2) 事前準備の概要
(3) 重要ポイント解説(ランサムウェア事案の身代金要求への対応、委託先選定・管理の実務上の手法など)
4. 内部不正による情報持出し事案への事前準備
(1) 事案の傾向分析と有事における頻出課題
(2) 事前準備の概要
(3) 重要ポイント解説(情報持出し防止の実務上の手法と法的課題、不正調査に備えたログの管理方法、フォレンジック調査手法など)
5. セキュリティインシデント有事対応の実務
(1) 有事対応の法的位置づけと概要
(2) 他部署連携の重要性と具体例
開催日時
2025年2月4日(火)15:00 〜 16:30
登壇
TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社 取締役
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
サイバーセキュリティ、データ利活用、ドメイン保護、eコマース、AI、IoT、プラットフォーム・アプリ・システム開発、ソフトウェアライセンスの法務を専門とし、内閣サイバーセキュリティセンターのサイバーセキュリティ関連法令タスクフォース、経済産業省大臣官房臨時専門アドバイザー、陸上自衛隊通信学校非常勤講師、情報処理安全確保支援士会理事を歴任する。解決困難な案件や厳しい状況下でのタスクも常に笑顔を絶やさず、前向きにチームをリードし、案件の解決に粘り強く導くことを信条とする。
主催
BUSINESS LAWYERS / 弁護士ドットコム株式会社
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